沖縄行きの航空券を一番お得に手配するためには、格安手配サイトを利用した方がいいのか、それともJALやANAなどでマイルを貯めた方がいいのか、悩ましいところです。ポイントやマイルを貯めたいのか、今出るお金をしっかりと抑えたいのかにより、手配するサイトも変わってきます。今回は、どのサイトがどんな人向けなのか、ご紹介していきます。ご旅行手配の参考にしてくださいね。
パッケージツアーと個人手配旅行の違い
旅行会社などが航空券+ホテルをパッケージにして販売しているのが、パッケージツアー(募集型企画旅行)です。一方、自身で航空券や宿泊先を手配するのが個人手配旅行です。今は旅行会社を通さなくても、ネット上でパッケージツアーも予約できるので、とても便利になりました。
しかし、どちらの方がお得になるのかいっぱい調べていくうちに、面倒になって旅行自体をやめてしまうことも多いのではないでしょうか。
それぞれメリットとデメリットがあるので、比較してどちらの方法がご自身の滞在に合っているか検証してみましょう。
パッケージツアーの場合
メリット |
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デメリット |
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個人手配旅行の場合
メリット |
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デメリット |
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上記のように、パッケージツアーは、日程も宿泊先もしっかりと決まっている人や、アレンジを不要とする人に向いています。
個人旅行は、変更する可能性がある人や、日程だけ決まって先にチケットを押さえたい人、大人1人の子連れ旅行者、自由に組み立ててアレンジしたい人に向いています。
私はここ10年、国内旅行は全て個人手配旅行です。理由は、大人1人子供2人の旅だからです。大人が2人揃っていないと、宿泊の検索ができないケースが多く、直接宿に予約するしかありません。また、座席も離れるといけないので、3人並べる座席を同時に手配できる方が楽だと感じるからです。
どこに安心を置くのかは人それぞれなので、ご自身でしっかりとどのケースが自分に当てはまるか考えてみるとよいでしょう。
沖縄行きのパッケージツアーを手配できるサイト
沖縄行きのパッケージツアーは、以下のサイトなどから手配できます。予約完了後、座席指定ができるのがポイントです。
それぞれの特徴について
サイトを触ってみて感じた、それぞれの特徴を紹介します。
楽天トラベル
ANA・JALともに、楽天ポイントが使える&貯まるのが最大の特徴です。また、ANAとJALをタップひとつで切り替えられるため、比較検討がしやすいです。
楽天トラベルの画面
しかし、選択するフライトがどのくらい差額が発生するのかが分かりづらく、選択したり戻ったりを繰り返すか、予約画面上で便を選択し直して比較検討しなければならないのが、非常に面倒な点です。
楽天トラベルの画面
ですが、上記画像のように「旅行期間中、一部の日程だけ宿を予約する」機能があるのは素晴らしい点です。ひとまず空港近くの那覇に宿泊し、その後知人の家に行ったり、追加で宿を別で手配したり、2か所以上に滞在する人にはとっても便利!
日程がしっかりと決まっていて、楽天ポイントを使いたい&貯めたい人や、複数箇所滞在予定の人にぴったりです。
近畿日本ツーリスト
近畿日本ツーリストの画面
ホテルの一覧が見やすく並んでいるので、比較しながらホテルを選ぶのが楽なサイトです。ある程度場所を絞り込んでいる人や、ホテルは決まっていないけど、こんなホテルがいいなとイメージを持っている人は、理想のホテルを探しやすいでしょう。
近畿日本ツーリストの画面
選択の段階で最低価格からの差額が分かるので、どのフライトが良いか比較検討しやすいのもうれしい点です。また、予約前に分かりやすい行程表を見せてくれるので、旅行のイメージがつきやすいのもGOOD!もちろん、ANAとJALもタップで切り替え可能です。
サイトを見ながらホテルを決めたい人や、フライトの差額を調整しながら便を決めたい人、変更やアレンジの必要がない人におすすめです。
JTB
大手旅行会社だけあり、自分が手配したプランの行程を予約前にしっかりと確認できます。便の変更だけでなく、出発日も行程表の画面で変更できるため、前後の日程でも検討したいときに、非常に便利です。
JTBの画面
「航空便を変更」ボタンを押すと、以下の画面に推移するので、そこから出発日・便・出発場所の変更、JALかANAの切り替えまでできます。「施設変更・削除」にて宿の削除も可能。1泊3日や毎日違う宿を手配するなどのアレンジもできます。
JTBの画面
しかもJTBは「沖縄満喫クーポン」を配布しているので、割安に観光地を回れるのもうれしい点です。観光地をいっぱい回る予定の人は、お得に楽しめるでしょう。
また、宿泊日を記入しないでも検索ができるので、ホテルだけ目処をつけていて、出発日を割安日に設定したい人にもぴったりです。航空会社にこだわりがない人や、前後の日程でも検討中も、楽に検索できるので、おすすめです。
じゃらん
じゃらんの大きな特徴は、最初は日程と宿を指定して進みますが、行程表の段階で、宿泊先が変更できること。1日ずつ変更ができるので、3泊分全て違うホテルなどのアレンジができます。
じゃらんの画面
「宿泊施設変更」を押すと別画面に推移するので、そこから別のホテルのプランを選べばOKです。最初に選択したエリア以外の場所がよければ、左上のある「現在の検索条件を確認する場合はこちら」を押して、エリアを変更して検索しましょう。変更したい日程の検索エリアだけ変更されるので、楽に宿泊施設を選びます。
「宿泊施設削除」をクリックすれば、1泊4日の手配も可能。会員登録しなくても予約ができるるのもGOODです。ホテルを1日ずつアレンジしたい人にぴったりです。
Yahoo!トラベル
Yahoo!トラベルも、同様にJALかANAでいくパッケージツアーです。Yahoo!のIDを取得して先に進んでいきます。行程表上でじゃらん同様、宿泊先の変更ができ、削除もできます。つまり、じゃらん同様に1泊4日の手配や1泊ずつ違うホテルにアレンジも可能!
Yahoo!と楽天トラベル・じゃらんの3つのモール全て登録している宿泊先も多いので、同じ日程で同じ条件で検索してみて、一番安いまたは条件のよいモールで手配するとよいでしょう。
沖縄行きの航空券を手配できるサイト
沖縄行きの航空券を手配できるサイトはたくさんあり、結局どこで頼んだらいいのか分かりませんよね。JALやANAやPEACH・ジェットスターなどの航空会社から直接手配する方法や、格安比較サイトにて比較しながら手配する方法もあります。
航空会社にて直接手配するメリットは、ポイントやマイルが貯まるということ。特にJALやANAは、何かあった際に振り替え便の手配が、楽にできるという安心感が大きいです。PEACHやジェットスターはどこかを通さない方が安いので、直接手配した方がお得になります。
そして頭を悩ますのが、格安の比較サイトです。世の中にいっぱいありすぎて、結局どこがいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
少しピックアップして、比較してみましょう。なお、座席指定は比較サイトではできません。購入後に各航空会社のサイトにて行います。どうしても席が離れたくない場合は、比較サイトではなく、航空会社に直接か、またはパッケージツアーで手配しましょう。
IKKOさんのCMでお馴染みの「エアトリ」
13社もの航空会社を、一気に比較できる格安航空券の予約サイト「エアトリ」。最大4区間の検索ができるので、行き先に迷いがある場合や、沖縄本島と離島を行き来したい場合にとっても便利です。2時間前まで予約OKなので、直前予約でも格安チケットが手配できます。
クレジットカードやコンビニ決済のほか、各種ペイ系でも支払いができるのもGOOD!変更可能運賃の比較もできるので、変更する可能性がある人でも利用できます。Amazonアカウントでもログインでき、現代のニーズを取り入れた、素晴らしいサイトではないでしょうか。
エアトリは、上場企業です。過去には、いきなり倒産して予約したチケットが水の泡になってしまった、という会社もあったので、手配先の会社の規模は大きい方がよいでしょう。
ポイントも貯められ、航空券代金の2%が付与されます。何度も利用する人は、会員登録してアプリで管理するなどで、いっぱい活用しましょう!
入金前のキャンセルは無料なので、一度予約してからじっくりと予約内容を確認して、あらためて決済ができるのもうれしい点ですね。シンプルで使いやすいサイトなので、初めて格安航空券の予約サイトを利用する人におすすめです。
スカイ・シー格安航空券モール
14社もの航空会社を一発比較できるサイトです。お支払いは予約完了後でもOKなうえ、入金前ならキャンセルが無料!まずは早めに予約して、その後じっくりと検討できるのがうれしい点です。
出発の3時間前まで予約が可能で、決済は条件が合えば2時間前までに完了していればOKです。つまり、慌ててチケットを手配したけど、日程や時間を間違えた!という事態を防げるということ!ひとまず予約して、しっかりと日程と便を確認してから入金できるので、失敗を回避できます。
購入後の払戻手続・便の変更にも、非常に助かる対応をしてくれるのもGOODです!航空券の変更をしたい場合は、航空会社に問い合わせして変更が可能とのこと。その際チケットの差額がある場合は、追加支払いまたは払い戻しが発生するようです。
運休や欠航の場合は、航空会社の手数料がノーチャージで払い戻しできます。また、病気や怪我などで飛行機に搭乗できなくなった場合は、医師の診断書があれば航空会社の手数料はノーチャージとなります。自己都合でキャンセルした際の手数料は高いですが、フライトの変更や運休・欠航になった際は、とっても助かる条件ではないでしょうか。
座席指定は、入金完了後に送られてくる「最終のご案内」のメールにて行うことが可能です。しかし繁忙期や週末などは満席状態になるため、隣同士の席を押さえることは難しくなるでしょう。少しでも安くチケットを手配したい人におすすめです。
リアルチケット
「リアルチケット」は、エアトリ同様13社の航空会社を比較検討できるサイトです。当日割・前日割のチケットを最大3時間前まで予約ができ、思い立ったその日に弾丸ツアーへ出発できます。突然どこかに行かなくてはならなくなった人や、急な連休で旅行しようと思い立った人にとっても便利です。
早割では最大88%オフの超格航空券もあります。変更ができないチケットになりますが、日程が決まっている場合は格安に手配できます。
当日まで変更ができる株主優待券も手配できるので、変更の可能性がある人は、株主優待券をチェックしましょう。株主優待券は、当日や繁忙期にもお得に購入できる裏技です。
ただし、欠航や運休になった場合、「株主優待券代金」は返金されないので、注意が必要です。当日ギリギリの手配で、株主の価格の方が安ければ、そちらを手配する、などで活用するのがおすすめです。
欠航や運休時での払い戻しの際、引かれる手数料が若干高めですが、それを加味しても格安で手配できるのはありがたい!どうしても格安で行きたい!という人におすすめです。
総合的にみて、パッケージツアーか航空会社直手配がおすすめ
パッケージツアーの比較と、格安チケット手配サイトを詳しく見てきましたが、キャンセルや日程変更の可能性を考えると、一番安心なのは、航空会社に直手配です。運休や欠航、何かあった場合の延期やキャンセルなどを心配するなら、航空会社直手配がよいでしょう。しかしその分割高になります。
次におすすめなのが、パッケージツアーです。JALやANAのパッケージでは座席指定が可能で、アレンジができるサイトもあります。日程が決まっていて、比較的先の旅行を手配する人は、パッケージツアーがお得です。また、初めて訪れる場所はパッケージツアーでサクッと予約してしまうのがおすすめ!
格安チケットの手配サイトの大きなメリットは低価格ということですが、デメリットはキャンセルの際の手数料が高いということです。直前の予約や、急に取れた連休でどこかに行く場合に活用するとよいでしょう。
様々な会社がありますが、どこも一長一短です。どの部分を重要視するか、しっかりと検討して組み立てましょう。初めて行く場所は、どの地域に行くか、どこに泊まるかを考えるだけで疲弊してしまいます。初めての場合はパッケージツアーを利用して、2回目以降に個人手配で好きな場所に行く、という方法もおすすめです。