こんな方におすすめ
- 世界遺産巡りをしたい方
- 美ら海水族館へ行く予定のある方
- 高台から気持ちの良い絶景を見たい方
- 秘密のトレッキングコースで森林浴も楽しみたい方
- 今帰仁の美しい海を見てみたい方
ハイタイ!
東京から沖縄に移住して9年目、シンママフリーランスのRIKA(@rikaokda)です。
やんばるがいよいよ世界遺産に登録されるよ!という記事はこちらをご参照ください。
さて、今回は世界遺産にすでに登録されている『琉球王国のグスク及び関連遺産群』の1つ、『今帰仁城跡』について深掘りしたいと思います。
今帰仁村に詳しい理由
- 元今帰仁村観光協会の職員
- 今帰仁村を知ってもらい好きになってもらうことを使命としていた
- 今帰仁城跡でインパクトのあるイベントを行った
- 今も今帰仁城跡の麓で仕事を手伝っている
こういった経歴から、人よりも今帰仁村について少し詳しく、あまり情報として入って来にくい今帰仁城跡の神がかりの部分などを聞くことができます。
また、観光協会職員時代には今帰仁城跡で伝説のイベントを開催しました。
『沖縄県の小さな村で何万人規模の集客力のあるアイドルが600人の小さなイベントを行った』
満月の月灯りと今帰仁村らしさ、世界遺産という場を最大に活かしたそのイベントは、その後も語り継がれるイベントとなりました。
私の思いを綴った記事はnoteに記してあるので是非ご一読ください。9,000人近い方が読んでくれた記事です。
さて、そんな今帰仁城跡についてご紹介したいと思います♪
沖縄北部で外せない観光スポット・世界遺産『今帰仁城跡』とは
今帰仁城跡とは沖縄県今帰仁村に位置する城跡です。
14世紀、琉球王国成立以前に存在した北山の国王・北山王の居城でした。
北山国王とは、今帰仁村を中心として主に現代の沖縄県北部の国頭地方に存在していた王国で、北部一帯を指揮していたと言われています。
敷地内には『火之神の祠』、『古宇利殿内(フイドゥンチ)』などと呼ばれている拝所(うがんじゅ)があり、今でも拝みに来る人がいます。
こうした拝所がある場所は沖縄ではとっても大切にされており、『聖なる場所』とされています。
つまり今帰仁城跡は非常に『神聖な場所』なのです。
また城の下には城下町があり、それが『今泊(いまどまり)』という字(あざ)となります。
今泊地区にはフクギ並木が残り、昔ながらの沖縄の風情がありロケ地としても人気の知る人ぞ知る場所。
ローカル色強く、観光地化していない場所に行きたい人にはとってもオススメのエリアです。
沖縄世界遺産『今帰仁城跡』の過ごし方
今帰仁城跡ではどんな過ごし方が出来るのか、写真付きでご紹介したいとおもいます。
今帰仁城跡の進み方①:今帰仁村グスク交流センターにてチケットを購入する
今帰仁城跡はまず今帰仁村グスク交流センターにてチケットを購入します。
チケットの料金は、大人 400円、小中高生 300円、小学生未満 無料と格安です。
ここを忘れてそのままチケット回収窓口に向かってしまうとまた戻らないといけない羽目になるので必ずチケット購入することを忘れずに!
事前にチケットを購入しておくと楽だよ!
今帰仁城跡の進み方②:地図の②に向かう
地図の②に向かい、城壁前を目指しましょう!
②のあたりからの景色はこんな感じです。
この正面に見える石垣が『城壁』と呼ばれるもの。
イベント等を行う際はこの城壁前で行います。
なかなか迫力のある城壁と青い空!
写真スポットなので是非素敵な一枚を納めてください♪
今帰仁城跡の進み方③:右側にある『チケット回収窓口へ』
次は右に向かってチケット回収窓口でチケットを見せます。
ここでチケットがないとまた①に戻されるので、ご注意ください!
チケットを見せて有料エリアに入ったらしばらくこの石畳の階段を上がります。
両サイドには寒緋桜が。シーズンになると満開の桜で囲まれ、非常に見応えがあります。
沖縄世界遺産『今帰仁城跡』の知られざる見所は冬の桜
実は今帰仁城跡、冬がすごいんです。
今帰仁城跡には寒緋桜が沢山植えられており、毎年1月末から2月頭にかけて見事な花を咲かせます。
寒緋桜の力強いピンクと空の青、海の青、木々の緑が入り混じった自然の彩色は、何度見ても感動します。
こちらは今帰仁城跡から海に向かった道。帰り道に通る人が多い一般道。
今帰仁城跡の進み方④:頂上に着いたら左回りにゆっくり回ろう
階段を上がって頂上に着いたら、左回りを意識して進んでみましょう。
パッと開けた場所に素晴らしい景色が待っています。
それがこちら。
桜を入れるとこんな感じに。
今帰仁村の海は、本当に美しいです。
特に、眺めていて美しい。
もちろんシュノーケルやカヤックなどもおすすめですが、この美しい海を遠くからずっと見ていたい、そんな場所です。
今帰仁城跡の進み方⑤:さらに裏側へ進み、ラピュタの世界を楽しむ
さらに奥に進むと、左端に階段が出て来ます。
その階段の先には何とも言えない幻想的な世界が広がっているのです。
まさに、『ラピュタ』だ。と私は勝手に思っています。
ここは是非、行って見てください。
沖縄世界遺産『今帰仁城跡』へのアクセス
アクセス方法は3つ、車かバスかトレッキングです。
ただし、バス停は今泊、つまり坂の下に停まるためバス降車後、約1kmの坂を登らなければなりません。
冬の涼しい時や桜シーズンは楽しみながら進むことができますが、日差しの暑い時には熱中症に気をつけて登ってください。
優しい今帰仁の人たち、ヒッチハイクしたら乗せてくれるかもしれませんね。
名称 | 世界遺産・今帰仁城跡 |
所在地 | 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地 |
TEL・FAX | 0980-56-4400 |
アクセス | 那覇空港から約110km(車で2時間45分) |
バス | 本部循環線 やんばる急行バス(那覇空港・那覇市内まで乗り換えなしの急行バス) ※今帰仁村字泊今帰仁城趾入口バス停下車徒歩15分 |
カーナビマップコード | 553 081 557 |
沖縄世界遺産『今帰仁城跡』へのアクセス:トレッキングについて
今帰仁城跡へ行くために昔の人が通っていた『ハンタ道』、現在はそこをトレッキングコースとして残しています。
知る人ぞ知る場所であり、真夏の暑い時でも日差しを木々が遮ってくれるので心地良く楽しめます。
ただし虫が多いので、蚊除け対策はしっかりと!
トレッキングの入り口はここです。近くのスペースに車を停めさせてもらいますが、私有地のためご配慮お願いします。
この辺りからグイグイと上に進んでいきます。
迷うことはないので、そのまま行きましょう。
子供達でもサクッと登れる程度なので、是非楽しみながら沖縄の大自然を感じながらトレッキングしてみてください。
注意ポイント
ただし、雑草が生い茂っていて管理されていない雰囲気でしたらハブがいる可能性があるので立ち入らないように!
通常は役所が定期的に綺麗にしていますが、コロナ禍の時にはしばらく雑草が生い茂っておりとても入れる状態ではありませんでした。
そういったときは無理をせず!
沖縄北部で外せない観光スポット『今帰仁城跡』の周りで出来るアクティビティ
今帰仁城跡の周り、今帰仁村ではマリンアクティビティが豊富にあります。
特にカヤックやSUPは人気のアクティビティで、県民の方もわざわざ今帰仁で遊ぶほど!
今帰仁村の海は本当に綺麗で、有名な某水中カメラマンのお墨付き!
ちなみにこちらのCMは今帰仁村の海で撮られました。
こんな海で、思い切りマリンアクティビティ、したくないですか??
では探してみましょう!
『オーシャンブリッジ沖縄』で今泊の海を遊びつくす!
私もお世話になっている『オーシャンブリッジ沖縄』。
ガイドのカズヤが色々な遊びを教えてくれます。
写真の飛び込みはカズヤが撮ってくれたもの。
私個人的にお墨付きマリン業者です。
カヤックのほか、シュノーケル、SUP、ウェイクボードなども相談可能!
プランに掲載がなくてもやりたいことを相談するといいですよ♪
SUPと言えばここ!『Ohana SUP Okinawa(オハナサップオキナワ) STAND UP PADDLE &BEACH ACTIVITIES』
オハナサップオキナワさん、すごいんです。
何が凄いかって、息子さんがSUPレースで世界大会とかに出てしまうようなご家庭なのです。
日々今帰仁の海でSUPの練習していたら気付いた時には世界レベルに!
奥様はSUPヨガとかもされていて、もう家族揃ってSUP三昧。
SUPしたいならオハナサップオキナワ、間違いなしですよ。
その他様々なアクティビティあり!
体験ダイビングやサイクリング、テニスやリバートレッキングなどもあります。
是非検索してみましょう!
沖縄北部で外せない観光スポット・世界遺産『今帰仁城跡』/まとめ
今帰仁城跡は非常に『神聖な場所』です。
私もイベント開催前に『しっかりと祈りを捧げなさい』と言われ、正式な形に則って祈願をしました。
そういった文化が根付いており、現代においても普通に行っているのが沖縄。
私にはそんな沖縄が、それを守り続けている沖縄の人たちがとても素敵に移ります。
観光地化された場所も良いですが、こうした昔から守り続けられて来た場所にも是非足を運んで欲しいなと思います。
今帰仁城跡まとめ
- 沖縄北部に行くなら今帰仁城跡も行かなきゃ損
- 特に1月末の桜シーズンは行かなきゃ損
- 桜目当てに旅行しても良いほどおすすめ
- 今帰仁村には美しすぎる海がある
- マリンアクティビティをするなら今帰仁村の海がおすすめ
- フクギ並木と沖縄風情を感じたいなら今泊地区へ
- 集落をレンタカーで走るときは徐行で
そんな今帰仁村、景色も味も一押しなのがこちらの『カフェ こくう』です。必読!