ハイタイ!
東京から沖縄に移住して10年目、シンママフリーランスのRIKA(@rikaokda)です。
今日は『梅雨とその後の暑さによりいろいろなものがカビてしまうから、除湿をしっかりしてください!』ということについて。
沖縄に越したばかりの時に、全員が全員「まずは除湿機を買いなさい」と言っていました。
梅雨になると湿度が90%を超える沖縄。
梅雨明けすると突然夏入りし、しかもジメジメが続くためきちんと除湿をしないとカビが発生するということは沖縄では常識です。
湿気とカビと戦い続けている除湿プロの沖縄から、大切なものをカビさせない為の必須アイテムをご紹介したいと思います。
参考になれば幸いです♪
湿度とカビについて
沖縄でまず最初にびっくりしたのが、除湿機を購入し運転させたところ湿度の表示が『90%』になっていたこと。
それってほとんど水じゃん!とびっくりしたのを覚えています。
そして言われたのが「革製品もカビるから、大切なレザー系のものは持ってこない方がいい」ということ。
本当でした。
これまでにカビたものはこちら。
これまでにカビさせてしまったもの
- 革のブーツ
- 革の鞄
- 仕舞い込んでいたスーツ
- 仕舞い込んでいたポリエステルの鞄
- 浸水させたままの米(水がカビた)
- カーテン
- ぬか床
- 靴箱に仕舞い込んでいたスニーカー
- 他多数
お高い鞄は革製品であることが多い!
しかし!カビるのです。
例えば大切にしていたレザーの鞄。
仕舞い込んでおり、久しぶりに取り出したら「溶けたの?」と思うほどベタベタでベリベリとひっついてしまっていました。
レザーブーツも同じく。
シーズンが終わり、箱に入れてしまっている人も多いのではないでしょうか。
その箱の中で汗をかいたブーツ、久しぶりに開けるとカビだらけ。
シーズンが終わり透明ボックスにしまっていた服や鞄も同じく。
ありとあらゆるものがカビてしまうのが、湿度が高く暑い日が続く時の現象です。
これは今回の本気出している梅雨とその後の盛夏という本州の流れでも起こりうること。
しっかりと除湿をして、大切なものをカビから守りましょう!
大切なものをカビさせないためにするべきこと
まず、カビを発生させないために大切なことをお伝えします。(あくまで個人の経験からのものです)
我が家のカビ対策
- 靴箱は締め切らない
- ブーツは箱にしまわない
- あらゆる場所に除湿剤を入れる
- あらゆる場所に湿気取りを置く
- 除湿運転を心がける
- 除湿運転をしている時は、クローゼットなどの扉を少し開けておく
- ぬか床は冷蔵庫でゆっくり発酵(これは沖縄ならではかと思います)
- 浸水させている米は冷蔵庫へ(これも沖縄ならではかな)
- カーテンではなく、シートを貼る
主にこれらの事を気をつけて、カビから守っています。
まず一番大切な、エアコンと除湿機について説明していきたいと思います。
エアコンの除湿運転について
そして最も大切なのが『エアコンの除湿運転を欠かさない』ということ。
沖縄ではエアコンの除湿運転を24時間稼働している家庭が多いです。
そしてエアコンは1フロアーなら大容量1台、2フロアーなら各階設置、としています。
(我が家のエアコンはこちらの2016年度製のものです。)
持ち家の方は各部屋でもいいと思いますが、マンション住まいの場合、引越しの際にエアコンが多いとお金も台数分かかります。
引越し料金はあくまで物を運ぶ料金なので、エアコンの取り外しや設置費用は電気工事屋に別途支払いになるのです。
1台につき1.5万円程度がかかるため、極力大型家具は減らしたい、という考えです。
エアコン1台で十分な理由と利点
- 部屋が寒くなりすぎない
- 引越しの際費用が嵩張らない
- エアコン病になりにくい
- 一番暑くなりやすいリビングに設置するだけで十分
- 湿気対策では24時間点けていることが多いので、27度設定でもひんやりする
- とにかく全ての部屋を開けっぱなしにすることで空気の循環も良くなる
- 子供が暑いと言い出したら扇風機を差し出す
- 寒くなったらスポットヒーターで乗り切る
エアコンが苦手な方、多いですよね?
私もその一人ですが、沖縄の蒸し暑さには敵わない、と購入したのが先述の白くまエアコンでした。
とにかく高いものを買えば、風が心地良くてエアコンの嫌な冷風も浴びなくて済むかな、という思いで奮発しました。
除湿機について
エアコン嫌いの方におすすめなのが、除湿機です。
除湿機というと洗濯物を乾かすことが大きな目的と思われがちですが、梅雨時期に各部屋に置き部屋中の除湿をする、沖縄では欠かせないアイテムなのです。
エアコンを設置しない方針の方は、特に大切な部屋には除湿機を置くことがおすすめです。
除湿機の上手な選び方
しかし、除湿機は3つのタイプがあり、ここを間違うと大変なことになります。
それが「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリッド式」。
これらの比較については詳しく別記事で紹介しているので、ご参照ください。
簡単にいうと、「デシカント式」を購入してしまうと背部から熱風が出て、部屋が暑くなるということ!
冬場や、洗い物を干す部屋のみで使用するなら良いですが、夏の暑さを乗り越える為の使用としては不向きです。
「コンプレッサー式」はエアコン同様、お部屋の湿った空気を冷やすことで、湿気を水滴にして除去する方式です。
しかし夏場に強いが冬場には弱い!
冬場には、洗濯物が目の前にあるのに全然水分を吸い取ってくれません。
そのため、冬場にも洗濯物を干す目的で使いたいという方や、冬に雨が多い地域の方にはお勧めではありません。
夏時期の水分除去に使うのが目的!という方が「コンプレッサー式」を選ぶと良いです。
そして両方の機能があるのが「ハイブリッド式」。
こちらは「デシカント式」と「コンプレッサー式」両方を兼ね備えているため、夏は「コンプレッサー式」で稼働し冬は「デシカント式」で稼働します。
梅雨時期だけでなく冬も使いたい!という方は「ハイブリッド式」を選ぶと良いです。
ポイント
夏の水分除去が目的の方→「コンプレッサー式」
冬の水分除去が目的の方→「デシカント式」
夏も冬も使いたい方→「ハイブリッド式」
パナソニックの最新ハイブリッド式除湿機はこちら!
F-YHSX120とF-YHVX200です。
これらの違いは容量の差ですね。
F-YHSX120 | F-YHVX200 | |
除湿可能面積の目安 | 25畳(42㎡) | 43畳(71㎡) |
定格除湿能力 | 10L/日(60Hz) | 17L/日(60Hz) |
最大除湿能力 | 12.5L/日(60Hz) | 20L/日(60Hz) |
タンク容量 | 約3.2L | 約5.0L |
値段 | 5万円程度 | 8万円程度 |
パナソニックの特徴といえばなんといっても自動運転という部分です!
もちろん、他の除湿機もついている機能ですがパナソニックの場合はここが違う!
【便利】お部屋の湿度調整もしっかり
カラッとキープモード
衣類乾燥が終わったら、自動でお部屋を除湿。衣類への湿気戻りとお部屋の湿度上昇を抑えます。
【省エネ】無駄な送風を省いて、おトクに衣類乾燥
エコナビ
洗濯物の量を自動で判断して、おトクに乾かします。
【省エネ】早く乾かすよりも、おトクに乾かしたいとき
おまかせモード
お急ぎのとき以外は、経済性を優先して衣類乾燥ができます。
【便利】おやすみ時に静か&おトクに乾かす
音ひかえめモード
運転音と消費電力量を抑えながら衣類乾燥。おやすみ前に干しておけば、翌朝にはカラッと。
水から生まれた次世代健康イオン「ナノイー X」が、部屋干し臭のもととなる菌を除菌し、部屋干し臭も抑えます。
さらに、お部屋やクローゼットなど住まいまで清潔に。
(引用:パナソニック公式サイト)
パナソニックの除湿機の特徴はこちら!
パナソニックの除湿機の特徴
- パナソニック独自のハイブリッド方式で1年中パワフル除湿&衣類乾燥
ハイブリッド方式は、コンプレッサー方式とデシカント方式、2つの方式を1台に融合。気温に左右されることなく、1年中優れた能力を発揮するパナソニックだけの除湿方式です。 - カラッと一気に乾かせる!1年中、衣類乾燥スピードNo.1
約2kgの洗濯物を約58分で、カラッと乾かします。 - 洗濯物の端まで、しっかり風を届けるワイド送風 幅約165cm
ツインルーバー搭載で2列干しの洗濯物の端までしっかり風を届けて、大量の衣類を一気に乾かします。 - 部屋干し臭を抑制。ニオイのもととなる菌を除菌
水から生まれた次世代健康イオン「ナノイー X」が、気になる部屋干し臭を抑えます。 - 部屋干し洗濯物量の目安 4.5人分
ポイント
ナノイー機能、尚且つ沖縄の梅雨時期にエアコンと併用しなくてもOKな除湿機となると、多少高くても後々の電気代を考えると良い買い物です!
他メーカーの詳しい記事はこちらにて!
扉を閉め切らないということについて
梅雨の間に水分がたっぷり家に入り込み、そのまま暑くなると締め切った扉の中は蒸し風呂状態!
蒸し風呂の中にある靴や服、鞄は当然汗をかき、そしてカビます。
なので、我が家では靴箱も1年中開けっ放し、クローゼットはちょっと隙間を作っておく、ブーツは箱に入れずに保管しています。
スエードは特にイチコロです。気をつけて!
エアコンや除湿機を稼働している間は特に、扉は閉め切らないように気をつけておくことをお勧めします。
除湿剤と湿気とりについて
除湿剤と湿気取りはドラッグストアやスーパーで気軽に買えるもの。
たまに湿気取りを覗き水が溜まっていると、こんなにも水分が浮遊していたのか。
もし設置していなかったらこの水分がどこに付着してしまうのか、と考えると恐ろしくなります。
クローゼットや靴箱など、普段扉を閉めている場所には必ず配置しましょう!
参考
参考
使い捨てに抵抗がある方におすすめなのがヨイタスのコンパクト除湿機。
こちらは本体がウェットサインを表示したら、乾燥機械に設置して吸着した水分を飛ばし、また使えるという優れもの。
据え置きタイプの除湿剤って、捨てる時に中の水がヌメヌメしていて気持ち悪いんですよね。
しかも、結構な力を使って上部分の紙をこじ開けなければならず、嵩張るためになかなか億劫。
ゴミが増えるというのも難点なので、ヨイタスのコンパクト除湿機はとっても優秀です。
除湿機の選び方・おすすめ/まとめ
湿気対策として、ぬか床を冷蔵庫で、カーテンは使わない、などもありますが、一番大切なのが除湿対策です。
エアコン、または除湿機、そして除湿剤を上手に活用し、扉は閉め切らない、大切なものは逐一チェックするなどでカビさせないように注意しましょう!
冬になってブーツを取り出したらカビていた!ということにならないようにご注意ください。
ぜひ参考にしてくださいね♪