ハイタイ!
東京から沖縄に移住して8年目、シンママフリーランスのRIKA(@rikaokda)です。
今日は沖縄の滋養食である『チムシンジ』についてご紹介したいと思います。
かつて長寿県と呼ばれていた頃に作られていた沖縄の伝統的な料理はどれも味付けがシンプルで体に染みるものばかり。
普段慣れ親しんでいる沖縄料理とは一味も二味も違いますが、Stay Homeの今だからこそ、挑戦してみてはいかがでしょうか。
『チムシンジ』とは?
『チム』とは豚のレバーのことで、『シンジ』とは煎じたものを意味し、つまりはレバーを煎じたもの。
昔から滋養食として慣れ親しまれており、沖縄の人たちは風邪ひいたかな?という時に今でも頻繁に作っている家庭料理です。
『チムシンジ』のに使用する材料は?
いたってシンプルです。
びっくりするほど!
材料は各家庭によりですが、今回は『松本嘉代小のイチから琉球料理〜家庭料理の作り方〜』より抜粋させていただきます。
材料
- 豚レバー 600g
- 豚肉 300g
- 水 8カップ
- 人参 300g
以上!私は豚レバー300g、豚肉(私はロースを使用)300g、水適当にたくさん鍋に、人参2本分を使用しました。
『チムシンジ』の作り方は?
作り方もびっくりするほど簡単!
簡単な流れ
- レバーは薄切りにし、ザルに入れ塩もみして数回水で洗い流し、しっかりと水抜きする
- 豚肉も洗って一口大の薄切りに
- 人参はぶつ切り
- 鍋に全ての材料を入れて強火にかけ、煮立ってきたらアクを取って弱火にする
- 煮汁が半量になるまで煮込む
以上!!
お好みで塩やニンニクを入れるのですが、私はそれに加えてすりおろした生姜を入れました。
体調が優れない時は塩を入れずに作り、スープをこして頂くのだそうです。
ポイント
『お汁をいただく』というものなので、水の量が少な過ぎるとなんだか不思議な煮物になってしまうので要注意!
(私は初日、水が少な過ぎて、ん?という結果になりましたが翌日水を足してもう一度煮立てたところ、とても美味しくなりました!)
『チムシンジ』の味
私は沖縄出身ではなく移住者な為、沖縄の伝統料理に慣れていない部分があります。
そんな私でも、『あーー!これは体に染みる!美味しい!』と思いました。
まさに滋養食!体が喜びました。
子供達もお代わりして、すっかり我が家は元気復活!
味付けはシンプルに肉達から出るエキスと塩とニンニク、生姜なので、生姜でポカポカ体が温まり、お塩が引き立つシンプルな美味しさに心がホッとします。
お塩は安い塩ではなく、美味しい塩を使ってくださいね。
沖縄の伝統的な料理は味付けがお出汁と塩のみ、ということも多く、シンプルな味付けだからこそ素材の味はいき、素材から出てくるエキスを感じ、そして塩とお出汁の優しい美味しさでホッとするものが多いのです。
有名なソーキ汁も、基本的にはお出汁と塩だけのシンプルなもの。
余計なものが入っていないので、スープを美味しくいただけますよ。
『チムシンジ』を初めて飲んでみて
先日『今日はこれを作ります!』とSNSにアップしたところ、沖縄の友達から『うちも今日はそれだよ〜』とか、『風邪引くとしょっちゅう作ってるよ』などのコメントが来ました。
それだけ、沖縄の人にとっては身近な滋養食なのですね。
また、これだけの材料であれば、沖縄県でなくとも手に入りやすいのも嬉しいポイントですよね!
こんな時だからこそ体に良いものを作って、免疫を高めましょう!
『チムシンジ』を手軽に買ってみる
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チムシンジのレトルトパック
豚レバー
豚ロース ブロック
沖縄の美味しい塩
まとめ
お家時間が増えた今だからこそ、新しい料理にチャレンジしてみてください♪