美ら海水族館と古宇利島の間にある沖縄そば屋「いち藤」。一般的なカツオダシの沖縄そばとは一線を画す、濃厚豚骨ダシのスープは、濃厚だけどさっぱりといただける味わい深さ!限定50食で日曜日は12時台で完売してしまう人気店です。どんな沖縄そばなのか、ご紹介します。
沖縄そば屋「いち藤」とは
今帰仁村の役場近くにある沖縄そば屋です。周辺にはA-coapや琉球銀行、黒糖工場や泡盛の酒造所がある、村の中心地にあります。平日昼間には近くの職員や地元の人が押しかける、人気店。2019年にオープンしてすぐに地元の人から愛されるお店となりました。
沖縄そば屋「いち藤」の人気の秘密はスープにあり!
「いち藤」の人気の秘密は、スープにあります。今帰仁村出身の奥さんのおばあさんが作ってくれた沖縄そばの味に感動し、「この味を多くの人にも味わってもらいたい!」とお店を構えることを決意した店主が、直々におばあに教えてもらったのが、「いち藤」の独特なスープです。
一般的な沖縄そばはカツオダシが多いなか、「いち藤」は豚骨ベースの濃厚なスープになっています。3日間かけて20時間以上も火にかけて丁寧にとったダシは、濃厚だけどラーメンのような豚骨臭さがなく、さっぱりとした味わいに。
余分な脂もないので、さっぱりと豚骨ダシを楽しみたい人に、とってもおすすめです。
「いち藤」は麺にもこだわりあり!
「いち藤」はスープの味を存分に楽しんでもらうために、麺にもこだわりを持っています。各製麺所の麺とスープの絡みを研究した結果、名護市の三角屋の麺を採用。小麦の風味が強く、プリッとした食感と短長の種類がある麺が豚骨スープとの相性抜群です。
とろとろのお肉もおいしい!!
「いち藤」のお肉は、トロトロに煮込まれたソーキと三枚肉。持ち上げるとお箸から落ちてしまうほどのトロトロ具合です。黒糖でしっかりと味付けされた甘いお肉は、麺と絡めながら食べると、小麦の香りと黒糖の甘さのバランスが絶妙!そのままスープも口に入れると、甘さと香ばしさ、豚骨の濃厚な味わいが口のなかに広がります。
子どもとシェアするとお肉を全部持っていかれる可能性がとっても高いので、お子さんには「子どもそば」を用意してあげましょう!
自家製コーレーグースーを入れるとさらにコクがアップ!
沖縄の辛味調味料として知られる「コーレーグースー」をスープに入れて、紅生姜と一味を入れると、コクがアップ。辛いだけでなく、さらにスープの旨みが上がるコーレーグースーは、かけすぎに注意して、ぜひ入れてみてください。
「いち藤」オリジナルのじゅーしぃもおすすめ!
「いち藤」はじゅーしぃにもこだわりがあり、シイタケやヒジキなど、素材からダシが出るものは使わずに、沖縄そばのダシとラード、ネギとニンジンとダシ骨肉でシンプルに調味されています。少し炒飯ぽく、余計な脂身も少ないのですっきりといただけます。
沖縄そばは特・大・小の3つから選べるので、少食の方は小+じゅーしぃをセットにするのがよいでしょう。じゅーしぃは、お店により味わいが変わるので、沖縄そばとセットに食べ比べるのが、沖縄そば屋をより楽しむコツです!
限定50食!昼前がベターです!
11時のオープン前から人が並ぶ人気店。限定50食なので、確実に食べたいならオープンと同時に行きましょう。美ら海水族館から車で約15分なので、8時半のオープンと同時に美ら海水族館へ行けば、美ら海水族館も混雑を避けてクリアな水槽で楽しめますよ。沖縄そばを食べた後は、古宇利島へ。正午前後の、一番海が美しく照らされるベストタイムに古宇利大橋を渡れるので、ベストタイムで3つを楽しめます。北部観光の予定に、ぜひ参考にしてくださいね。
名称 | 沖縄そば 今帰仁いち藤 |
住所 | 沖縄県国頭郡今帰仁村仲宗根296 |
電話番号 | 0980-56-3133 |
営業時間 | 昼11:00~15:30(スープが無くなり次第終了) |
定休日 | 月曜定休、夜の部お休み中 |