ハイタイ!
東京から沖縄に移住して8年目、シンママフリーランスのRIKA(@rikaokda)です。
今年、ついに息子用のSUPをゲットしました。
板とは違うスポンジボードなので、ガツンガツン当てられても大丈夫。
SUPはカヤックよりも楽に海の上で遊べ、サーフィンより楽に沖に出ることができるマリンアクティビティです。
日本でも昔から密かにあったようですが、ここ10年ほどで人気も知名度もググッと上がってきました。
SUPは穏やかな海の上でゆっくり海上散歩するほか、波乗りも出来るので
のんびり楽しみたい方もスポーツとして楽しみたい方も両者の気持ちを満たしてくれる優れもの!
湖でも楽しめるので今世界的に大人気なのですよ!
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そんな魅力的なSUP、実際どういうものなのか、また、どうやって始めたらいいのか等々
SUP経験者で自前の板を持っている私が伝授したいと思います♪
こんな方におすすめ
- SUPに興味がある方
- マリンアクティビティを始めたい方
- SUPとカヤックで迷っている方
- 沖縄に旅行予定の方
- キャンプ好きの方
- 海が好きな方
- エクササイズしたい方
- 楽しく効果的に体を引き締めたい方
では、行きたいと思います!
そもそもSUPって何?
SUPとはStand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)の略称です。
ハワイで有名サーファーがSUPで遊ぶようになって知名度が上がったようですが
2003年にハワイでのサーフィン大会にSUP部門が新設したことで更に人気のスポーツに。
私の友人もその頃、葉山でSUPをしていたとのことで、そんな昔から流行っていたマリンアクティビティだったのですね。
サーフボードよりも大きい板の上に乗って、パドルで漕いで海上散歩を楽しむマリンアクティビティです。
自分の体やレベルに合った板を選ぶため、私のような初心者は大きめの板になりますが
上級者になるとどんどん板が小さくなるので、持ち運びも楽チンに♪
最初は立つのさえ難しく、ちょっとの波でひっくり返ってしまいますが
サーフボードと違い浮力があるのですぐに慣れます。
ロングボードを乗ったことがある方は、あれよりも大きいとイメージしていただければ想像出来やすいかも。
SUPとカヤックの楽しみ方の違いって?
マリンアクティビティをしようと思った時に、カヤックとSUPで迷う人、多いと思います。
カヤックとSUPの徹底的な違いは『立つか座るか』です。
具体的に楽しみ方の違いを記載しますね。
(あくまでカヤックとSUP両方楽しんでいる私の個人的な意見です。)
SUP | カヤック | |
楽しみ方 | 立って楽しむ | 座って楽しむ |
漕ぎ方 | パドルを使って前に漕ぐ | パドルを使って前に漕ぐ |
複数人乗れるか | 基本的に一人 | 二人乗りあり |
荷物が運べるか | 背負ったりくくったりすればOKだが、重い荷物はバランス崩す | クーラーボックスなど、割と重たい荷物でもOK |
転覆するか | 波に煽られたりバランスを崩すとひっくり返る | 滅多にひっくり返ることはない |
行動範囲 | ビーチを拠点にその辺 | 遠出できる |
波乗りできるか | 出来る | 出来る |
途中で海中で遊べるか | 板が流されないようにリーシュコードは外さず手で掴んだままならOK | アンカーを落とせば自由にスノーケルOK |
重さ | 女性一人でもなんとか運べる重さ | 男性でも力がいる重さ |
疲労感 | 波乗りは疲れるが、海上散歩は程よい疲れ | 船が重い分、漕ぐのに力もいる |
エクササイズ的な観点 | 体幹が鍛えられる、二の腕に効く | 肩、胸板、腹筋が鍛えられる |
風があるときでも大丈夫か | 基本的に風がある時は乗らない | 多少は大丈夫だが、波が慢性的にあると酔う |
転覆した際 | 板が裏返しになっても楽に元の体制に戻れる | ボートがひっくり返ったら元に戻すのが大変 |
自宅での収納場所 | 部屋に持ち運べる | 屋外で保管 |
板の値段 | 10万円前後〜 | 10万円前後〜 |
具体的に説明していきます
SUPとカヤックの違い/楽しみ方の違い
カヤックは、座って楽しむので海面に手が届きます。
そのため、漕ぎ進みながら珊瑚が綺麗そうなポイントに着いたら顔を乗り出して覗くことも。
ただしあまり覗き込みすぎるとひっくり返るので要注意!
一方SUPは海の上に立っているような感覚で楽しめます。
立って海面を眺めると、天気のいい日は特に海の中がクリアに見えるのです!
橋の上から海を見下ろした時に『うわー!』ってなるのと同様、
板の上からも『うわー!』となります。
伝わりますかね。
海面が近いか遠くかの違いなのですが、人の高さくらいの距離がある方が実は海の中って見やすいのです。
これが晴天で波がない時には特に!
海の上に立ったことがない方は是非体験してみてください♪
一生忘れられない感動体験になりますよ♪
SUPとカヤックの違い/漕ぎ方の違い
パドルを使って漕ぐのは一緒ですが、SUPとカヤックはパドルの形が違います。
SUPは写真のように、上部分を持ってグッと水中に入れて引いて漕いで行きます。
カヤックは両方を交互に使ってエイやコラ漕いで行きます。
SUPとカヤックの違い/乗れる人数の違い
SUPは基本的に一人乗り、カヤックは一人乗りと二人乗りがあります。
ただ、基本的に一人乗り、と記載したのは、ワンちゃんと一緒に楽しんだりお子さんを一緒に乗せて楽しんだり、というパターンもあるからです。
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こんな風にのんびり楽しむのも良いですよね♪
うちの息子はこんな風に遊んでいたら、途中からスヤスヤ寝てしまいました。
寝そべって身を任せていたら眠くなってしまったようです。
注)必ずライフジャケットは着用してください!
SUPとカヤックの違い/運べる荷物の違い
SUPの場合、重量が増えれば増えるほどバランスを崩しやすくなり、また転覆しやすいため
転覆しても大丈夫なように荷物を準備してください。
私たちは基本的にライフジャケットにペットボトルを入れるだけで波乗りに行きます。
海上散歩の時も、+防水カメラくらい。
その為、ビーチを拠点に周りを遊ぶ程度となります。
これについては後述します。
ただし、こんなツワモノも。
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海では厳しいかも〜
一方カヤックはクーラーボックスなどの重い荷物もOK。
その為、食料を積んで遠出し、別のビーチにも行けます。
SUPとカヤックの違い/転覆度合いの違い
SUPは慣れていなければ少しの波で転覆します。
スケートボードに乗っているのをイメージしてください。
横から押されたら落ちますよね。
あれと一緒。
カヤックは船自体がずっしりしているので、海が見たくて覗き込んだり
あまりにも大きい波が横から打ち付けてこない限り、転覆しません。
SUPとカヤックの違い/行動範囲の違い
前述した通り、SUPはあまり大荷物を運べない為拠点をビーチにしてあまり遠出をしません。
慣れてくると向かいの無人島に行ったり、釣りをしたり、海の上でお昼ご飯を食べたりと
ずーーーーっと海の上にいることも出来ますが、基本的にそこまで行動範囲を広げません。
逆にカヤックは荷物を積み込んで隣のビーチ、その隣のビーチへと永遠に進む事ができます。
海からしかアクセス出来ないビーチに行ってランチして、などが楽しめるのはカヤックならではの遊び方!
これをSUPではなかなかやらないですね。
写真はカヤックでたどり着いたところでダイブ!
SUPとカヤックの違い/波乗りできるか
両方とも波乗りできます。
SUPサーフィンは、パドルで漕ぎながら波に乗るので、サーフィンよりも楽に乗れます。
板も大きいので、ショートボードよりは遥かに簡単。
(私はまだまだですが)
カヤックも実は波乗りができます。
私も先日初めてカヤックで波乗りしたのですが
海面が近い分スピード感もあり、楽しかったです!
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SUPとカヤックの違い/途中で海中で遊べるか
どちらも途中で板を降りてスノーケルを楽しむ事が可能です。
ただし、カヤックはアンカーを落とせば船が流れて行かないので安心して楽しむ事が可能ですが
SUPにアンカーを積むと重すぎて進まないので積めず。。。
その為板を持ったまま楽しむ事になります。
ただ、こんな風に飛び込むのも楽しいですよね♪
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SUPとカヤックの違い/重さの違い
SUPの板は、女性でも運べる重さです。
大体10kg~15kgとかなのかな。
風が吹き付けると板ごと吹っ飛ばされそうになりますが、なんとか持ち運べます。
一方カヤックは、何をどうしても一人で運べません!
男性でも一人で持ち上げるのは困難なほど!
そう考えるとSUPの方が気楽に遊べるアイテムだと思います♪
SUPとカヤックの違い/疲労感の違い
SUPは重い荷物を運ばないので、パドルをしっかりと使えていれば力を入れなくても前に進みます。
エイやコラと全身を使って進むのは、レースの方だけで
基本的にはのらりくらりと海の上にプカプカ浮かんで進むだけのため
そこまでの疲れを感じません。
一方カヤックは、インストラクターともなれば力も入れずに進むそうなのですが
素人レベルではエイやコラと力を使わないと進まなくないですか?
しかも遠出したりもするので、陸に戻ってきた後の疲労感と言ったら!
その分スノーケルや無人島ツアーを楽しむので、充実感はマックスですけどね♪
SUPとカヤックの違い/エクササイズ的な観点
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疲労感と似た情報になりますが、SUPは二の腕に効く気がします。
SUPサーフィンをした時なんかは、翌日腕がパンパンになり上げるのが困難なほど!
カヤックの場合は腹筋と肩、胸筋が痛くなる気がします。
ただし、人によりけりかと思いますが、、、SUPはゆらゆらの中立っているので体幹が鍛えられることは間違いなし!
SUPとカヤックの違い/風があるときでも大丈夫か
SUPは風があると立っているのが困難になるので楽しめません。
波があって板が転覆しやすいというのもありますが、
海の上って陸で感じるより風が強いのです。
板の上に立っている状態なので、少し風が強い日はあまり楽しめません。
カヤックの場合、座っているし重量があるため少しの波や風は大丈夫。
SUPとカヤックの違い/転覆した際簡単に復帰できるか
SUPは海の中でもヒョイっと元に戻せます。
ただしカヤックは、、、素人では難しい気がします。
そう考えるとやはりマリン業者さんと出掛けるのが良いですよね。
カヤックは一人で転覆を直せるくらいになってから一人で出かけた方がいい気がします!
SUPとカヤックの違い/自宅での収納場所
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SUPは部屋に持ち込み、部屋の中で保管できます。
あまり太陽に当てすぎると良くないので、出来れば部屋の中で保管しましょう。
一方カヤックは、とてもではないですが部屋の中に入れられないですよね。
せめてガレージとか。
出すときには楽ですが、そのスペースが無いマンション住まいの方には厳しいですよね。
その点SUPは一家に1台が可能なアイテム!
是非ご検討ください♪
SUPとカヤックの違い/板の値段
値段はピンキリなのでなんとも言えないですが、両方ともあまりにも安すぎるものはやめておいた方がいいです。
海の上を行くものですから、何があるか分かりません。
インフレータブル(空気入れるタイプ)は手軽に購入できますが
万が一ダツが船に突き刺さってきたら、、、空気が抜けて海の真ん中に取り残される?!
なんてことを思うと不安になります。
泳いで岸に戻る程度の遊び方であれば大丈夫ですが
本格的に沖に出る方は、ある程度値段のしっかりしたものを選びましょう。
それも踏まえての10万円前後かな、と思います。
本格的にSUPを始めたい方/始め方
SUPを初めてみようかな〜と思ったときに、まずは遊びたいと思っているフィールドにあるSUP業者さんに相談しましょう。
遊ぶ拠点にしたいな、と思っている場所の業者さんに何度か連れていってもらうのが良いです。
旅行の際だけであれば、旅行先で予約すれば良いですが、本格的に始めたい方は行きつけの業者を持っておきましょう。
海には海の決まりがあります。
SUPはサーファーやダイバーとの付き合い方もあり、優先しなければならないこともそのフィールドによりけり。
そういったものも何も知らずにいきなり入って行くことは争いの元。
お互い楽しく遊ぶためにも、フィールド近辺の業者さんと仲良くなり何度か利用して常連になりましょう!
SUPを始めるには何が必要?
さて、ここまで読んでSUPを初めてみたい!と思った方!
早速SUPを始めるのに必要なアイテムを記載したいと思います!
SUP初心者アイテム
- SUP板+リーシュコード+パドル
- ライフジャケット
- ラッシュガード上下
- ウェットスーツ(夏以外も楽しみたい方)
SUP板+リーシュコード+パドル
ピンキリです!本当にピンキリ!
これに関しては、お近くの、または遊びたいと思っているフィールドにあるSUP業者さんに相談するのをお勧めします。
遠出しないのであれば、こんな感じのインフレータブルでも良いかもしれないですね。
インフレターブルではSUPサーフィンはできませんので要注意!
あくまでも、陸へ泳いでいける距離で楽しむアイテムと思ってくださいね。
ライフジャケット
ライジャケは必須です。
海の上は何かあるか分かりません。
普通のライフジャケットだとパドルを漕ぐときに肘が当たってうまく漕げないので、出来ればSUP用のライフジャケットを探しましょう!
ラッシュガード上下
夏であってもビキニではなく、ラッシュガードを着用するのをお勧めします。
湖畔のSUPであれば大丈夫かと思いますが、海は時期によってはクラゲに刺されます。
私は調子に乗ってラッシュガードを着なかった先日、まんまとクラゲに刺されました。
なので、着用必須!とお伝えしておきます!
ウェットスーツ(夏以外も楽しみたい方)
ちょっと肌寒くなった時期にも楽しみたい方はウェットスーツを着用ください。
思った以上に海の上は寒いです。
SUPで楽しめること/リアルな話
SUPで楽しめることは無限大!
海上散歩からSUPサーフィン、SUPヨガにSUPフィッシング!
大人の息抜きとしてSUP、初めてみてはいかがでしょうか。
SUPを始めるようになり、体幹がしっかりしたのはもちろん、自然に対する態度が変わりました。
海に浮かんでいると感じる、人間の小ささ、自然の威力。
SUPサーフィンは特に、自然の威力と恐怖を感じます。
と同時に暖かさも感じ、陸に上がった後のすっきり感と言ったら半端ありません!
たまに楽しむアイテムとして、検討しても損はありません。
SUPの板を1枚持っていれば子供たちをのせて楽しむことも!
沖縄はSUPパラダイス!
その件についてはまた書きたいと思います♪
10月11月の沖縄でSUPをしよう!沖縄でSUPを楽しむ魅力をた〜っぷりご紹介!【沖縄本島編】
海が綺麗な時期が到来しました! 県外の方はこの感覚はないと思いますが 秋こそ海遊びが楽しい時期なのです。 日中は暑くても夜は涼しくなる為、寝苦しくなる事もなく キャンプにも適したシーズン! 今回は、沖縄県民が秋になるとこぞってハマるSUPについてご紹介したいと思います。
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まとめ
この記事のまとめ
- SUPはカヤックより気軽に始められる
- カヤックの方が遠出できる
- 板の上からの景色は絶景!
- SUPは気分爽快♪
ぜひ色々な場所でSUPを楽しみましょう♪