ハイタイ!
東京から沖縄に移住して9年目、シンママフリーランスのRIKA(@rikaokda)です。
2021年はコロナ禍で沢山のビーチが閉鎖されています。
その為、海水浴できるのは『ホテルのビーチ』か『天然ビーチ』のみということになります。
特に監視員のいない『天然ビーチ』には危険がいっぱい。
海慣れしていない観光客は特に注意しましょう!
沖縄県における海水浴の常識
まずは沖縄県民が海で遊ぶ際、どのような感覚を持っているのか知りましょう。
沖縄県における海水浴の常識その1:ラッシュガードやマリンシューズを着用し肌を出さない
海で遊ぶ際ラッシュガードを着用し、肌を露出しない人がほとんどです。
その理由はこちら
肌を露出しない理由
- 日焼けしたくないから
- 危険生物がいるから
この2つ目の『危険生物がいる』ということについて少し説明します。
海の危険生物とは
『ハブクラゲ』は皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
長い触手を持つクラゲで、刺されると全身に電気が走ったようにバチバチバチと数十箇所に傷をつけられます。
小さなお子さんはショック状態になる危険性もあり、大変危険なクラゲです。
また、一見岩のような雰囲気の『オニダルマオコゼ』。
岩と間違えて踏んでしまったら大変な生物です。
『ハブクラゲ』や『オニダルマオコゼ』などの危険生物は、決して珍しいものではありません。
沖縄の天然ビーチにはこうした危険生物がいることが多く、少しでも危険から回避するためにラッシュガードやマリンシューズを着用しているのです。
おすすめのラッシュガードと海履
ネットでいろいろ売っていますが、やはりマリンアクティビティメーカーのものが耐久性が良くておすすめです。
おすすめのラッシュガードと海履<子供編>
ダイビングシューズは滑り止めがしっかりとしているので、川遊びでも大活躍。
特にお子さん用には1足確保しておくことをおすすめします。
沖縄県における海水浴の常識その2:台風の翌日は海で遊ばない
先述した危険生物は天然ビーチではよく目撃されるものであり、特に台風の翌日などは普段沖にいるような危険生物が流れ着いている可能性があります。
台風の翌日にビーチ付近を子供と一緒に散歩していると近所の方から『今日は絶対に泳いではダメだよ』と言われる事も多いです。
台風の翌日はホテルのビーチなど、しっかりと監視員が危険生物がいないかをチェックした上で解放しているビーチで遊びましょう。
沖縄県における海水浴の常識その3:浮き輪を過信しない
泳げない子供において、『浮き輪つけていれば大丈夫』という考え方は今すぐに捨てましょう!
浮き輪をつけて足の届かない場所に浮かせていたらいつの間にかストンと落ちていた、ということもあり得ます。
子供は溺れる時、静かに水の中に入っていくようで周りの人が溺れていることに気がつかないほど。
茶柱がまっすぐ水の中に入っていくように海の中に引き込まれて行きます。
その為、浮き輪をつかんでいた手が滑ってストンと海の中に、、、という危険があることを重々承知の上、しっかりと親の管理下で遊ばせてください。
またはこうしたアイテムを身につけさせて!
特にライフジャケットはとても大切!
海でも川でもプールでも使える為、決して高くない買い物です。
泳げないうちは必須アイテムです。
沖縄県における海水浴の常識その4:シュノーケルマスクではなくゴーグルで遊ぶ
「シュノーケルは溺れているのか分からない」と言うライフセーバーも多く、海水浴場では使用不可としている場所も多いです。
また、しっかりと使えるようにならないと溺れる危険性がある為、ゴーグルで遊ばせる事が多いです。
紫外線の強い沖縄の海、子供の目の日焼けを防止する意味でもしっかりと紫外線をカットするゴーグルを選んであげましょう。
沖縄県における海水浴の常識その5:大潮の引き潮時、海が無くなる
大潮の引き潮時になるとこのような感じで泳げる海ではなく、歩ける海に変わります。
遠くのさざ波が立っているところまで歩いて行けるほど!
天然プールに溜まった魚を捕まえたり岩をひっくり返してカニを見つけたりと、とっても楽しい引き潮遊び。
しかしここでも注意点があります!
注意ポイント
潮が満ちてくる時間とタイミングをしっかりと抑えておく事!
沖まで歩いて行き、いつの間にか満ちてしまい戻れなくなった、という事故も起きています。
大潮は引き方も満ち方も普段よりも大きい為、岸に置いていた荷物やビーチサンダルが流されてしまったという事も多々あり。
潮が引いているタイミングから遊び始め、潮が満ち出したら遊びは終了、くらいのスケジュールで行くようにしましょう。
沖縄県における海水浴の常識その6:子供から絶対に目を離さない
一番大切な事です。
何があっても子供から絶対に目を離さない!
数年前、観光客でにぎわう有名なビーチで水難事故がありました。
両親が車に何かを取りに行っている際に5歳くらいの子供が溺れたようです。
周りに観光客がいても、我が子を守るのは自分だけです。
他人の子供が溺れている事に気がつける人はそういません。
『泳げるから大丈夫』ということもありません。
ましてや海水浴慣れしていな子供なら尚更、危険と隣り合わせにあることをしっかりと頭において絶対に目を離さないように注意してください。
沖縄本島の海、泳げる時期
沖縄本島では3月下旬から各所の海開きが始まり、ゴールデンウィーク前までにほぼ全てのビーチが海開きを完了しております。
また、10月ごろから徐々に寒くなるため10月上旬が沖縄本島での泳ぎ納めとなります。
したがって泳げる時期は3月下旬〜10月上旬となります。
しかし、ゴールデンウィークはまだまだ海水温が低く、寒い!
子供達は普通に泳ぎますが、大人は実際のところは7月以降といったところですね。
オンザビーチのホテル
子供と安全に海水浴を楽しむ際の注意点/まとめ
沖縄の海は内地(本土)の海と違い、波が打ち寄せてきたりすごい勢いで波にのまれたり、という事がありません。
穏やかな海で静かに楽しむ事が出来るのが特徴的ですが、危険生物や潮の満ち引き、台風や風の動きなど自然の動きをしっかりとチェックして安全に遊ぶ事を心がけましょう。
天然ビーチは人工のものよりも美しいです。
思わず飛び込んでしまいたくなる気持ち、とっても分かります。
美しい海でどうしても遊びたい!という方は是非アクティビティに参加しましょう!
自分たちで行くよりも、もっと楽しい場所に連れて行ってくれるかも?!
シュノーケルやダイビング、カヤックやSUPなどで沖縄の美しい海を堪能しましょう!