ハイタイ!
東京から沖縄に移住して8年目、シンママフリーランスのRIKA(@rikaokda)です。
(最近やっとツイッターに本腰入れはじめました。)
今日は、初めての育児に戸惑う新米ママさんに向けて書きます。
今朝呟いたツイートです。
昔から不思議だったんだけど
なぜ子供を産んだ瞬間から
完璧な母親を求める?私は子供を産んでから自分のことを『ママ』と呼ぶのに抵抗がなくなるまで3年は要した
自分のお腹の中で子供が育っていく感覚が
母親になる覚悟と自覚をもたらせてくれるけど
生まれたからいきなり母親って無理があるよね— 梨花 | 沖縄ブログ | 農業は楽しい!に目覚めた人 (@rikaokada) September 28, 2020
子供を産んだ瞬間に完璧な母親を求められる感あったな、と当時のことを振り返り
非常に苦しかった時期を思い出しました。
その当時の私の状況はこちら。
2013年の私
- 初めての子育て
- 初めての沖縄生活
- 知り合い親戚皆無
- 当時の夫は仕事で全く家にいない
- 赤子はおっぱいから離れない
- 離すと泣くため何も出来ない
- シャワーも入れない
- 顔も洗えない
- 夜もおっぱい出しっ放し
- すぐに泣くから常に寝不足
本当に孤独で、片乳出しながらソファーで毎日ボーッとする日々でした!!!!
そんなこんなで出掛ける準備もできる訳もなく、元夫は全く力にならず(新規事業を軌道にのせなければならず仕事優先でした)
最初の半年は本当に何も出来ずに毎日半泣きでした。
当時、インスタが流行り出したタイミングでもあり所謂”キラキラママ”をたくさん見て
と子供のせいにしていました。
今思い出しても本当に暗黒時代でした。
もし同じように苦しんでいる新米ママがいたら、少しでも助けになりたい、と思い今回こちらに投稿することにしました。
子育てに正解はありません。
人と比較することもないし、人に迷惑をかけても頼ってもいいのです。
そのことが少しでも伝わればと思います。
こんな方におすすめ
- 新米ママ、新米パパ
- 育児に煮詰まっている方
- 育児で発狂しそうな方
[乳児期] 初めての育児が辛い=当たり前
初めての子育ては辛い!
それって当たり前のことです。
だって、赤ちゃん育てたことありますか?
昔の時代は家族の子供、親戚の子供、近所の子供など、みんなで育てていたので赤ちゃんの扱いに慣れていましたよね。
または、おばあちゃんが赤ちゃんの面倒をみて親は働く、という時代もありましたよね。
ですが私たちは核家族で育ってきており、そしてまた核家族を形成しており
”赤ちゃん”というふわふわした物体に触れるのが初めて!
首が座ってないとか頭蓋骨がまだ開いてるとか、頭の形が変にならないように寝相を変えてあげるとか
寝返り自分で出来ないとか顔にかかった毛布を自分で取れないとか
考えれば考えるほど恐怖でしかない!
いくら母親学級に参加していたとしても、いくら育児本を読んでいたとしても
理想と現実は違う!ということが突きつけられる瞬間です。
(もちろん赤ちゃんの性格にもよります)
しかも母乳で育てるロハスなママ、離乳食は手の込んだものを作り楽しそうなママ、夫の食事もしっかり準備する完璧なママ、
自分の化粧も手抜きしないママ、赤ちゃんと美容院に行ってきました〜なんて言うママ
そんなキラキラママが世の中に溢れているように見えますが
そんなのは虚寓だ!(いや、そんな人もいますよ。ただ、一部です。)
真面目な人ほど、赤ちゃんと向き合い過ぎてしまい余裕が無くなってしまうのです。
(二人目を育てて分かりました。)
赤ちゃんはまだ人間ではなく動物です
真面目に赤ちゃんと向き合うと、赤ちゃんはまだ動物なので疲れきるのは当たり前です。
だって言葉も分からないでしょ。動物でしょ。
私は二人目は犬だと思って育てました。
そしたらこんな感覚を持つようになりました。
犬と思って育てた結果
- まだ動物だから仕方がない
- 生きてるんだからそりゃ泣くだろう
- 「はいはい、ちょっと待っててね」の余裕
- ちょ〜〜〜可愛い〜〜〜〜
子育ては真面目に向き合ってはダメです。(いや、ダメということはないです)
二人目の子育てが楽になるのはなぜかというと、上の子ほどかまってあげる余裕がないからです。
大抵2歳差3歳差で産まれるのではないでしょうか。
となると上の子は絶賛イヤイヤ期。
ご飯食べない、もの投げる、癇癪起こす、、、などの反抗期の中、赤ちゃんに24時間かまっている余裕など到底ありません。
なので、必然的に『放置する時間』が増えるのです。
生まれた時から放置されることに慣れている二人目は、放置されることが当たり前だと思っているのか
放置されても普通の反応です。
泣きわめく時はお腹すいたとか喉乾いたとか、流石に遊んで!というサインがある時のみ。
それ以外はぼーっと見ているもの。(私の周りの2人目以降は大抵こんな感じでした)
ということを考えると、一人目はかまい過ぎ!ということが分かってきますよね。
泣きたい時は泣くので、サインを見つけてあげれば良いのです。
ただそれも分からなければしばらく放っておけば良い。あまりにも気にしすぎる必要はありません。
赤ちゃんは泣くのが仕事です。
眠くても泣くし、ママを呼びたい時も泣きます。
犬がワンワン吠えるのと同じように、赤ちゃんは泣くことで主張するのです。
例えば犬がワンワン吠えてたら、なにかな?散歩行きたいのかな?などと思いますよね。
同じことを赤ちゃんに思えば良いのです。
初めての子育てが辛いのは当たり前です。
ただ、一人目だからといってかまい過ぎなくて良いのです。
命の危険だけ最新の注意を払ってあげればそれ以外は手を抜いても大丈夫。
赤ちゃんは動物だと思って接してみよう
乳児期の赤ちゃんは余裕を持ってみるとたまらなく可愛いですよ!
そしてそんな時期はあっという間に過ぎ去ります。
1年半もあれば赤ちゃんは動物から子供に進化します。
首すら座ってなかった赤ちゃんが首が座ってハイハイし出して立って歩いた!
そんなことにいちいち喜べるのは今だけです。
今のこの時を大切に、真面目になり過ぎずに楽しんでみて!
辛い時の対処法
とはいえ、言うが泰、ですよね。
いっぱいいっぱいになっている時はどんなことも頭に入ってこないもの。
ですが、母親1年生なのですから、出来ないのが当たり前です。
周りの目を気にしたり、周りと比べる必要はありません!
大人しい子供が偉いわけではなく、自己主張出来る子供が偉いわけでもなく
子供は誰でも偉いのです!
だって動物から人間に進化したのですから!
生まれてから1年、2年、3年でここまで進化するのって、この時期だけだと思いませんか?
目も見えてなかった赤ちゃんが、3年後にはしっかり立って話せるようになってるんですよ。
この3年間の成長を見ていると、私も負けられないな、、、と思うのです。
そのくらい、赤ちゃんの成長は素晴らしい!
だから、どんな子供でも子供は生きてるだけで偉いのです!
とはいえ、お母さんの逃げ場は必要です。
逃げ場を確保するためにも以下に挑戦してみてください。
- 一人で悩まない
- 出来ないことは出来ないといって良い
- 子育て交流コミュニティなどに行ってみる
1.一人で悩まない
一人で悩むのは危険です。
そこに正解はないから。
できれば母親仲間を作ると良いです。
多少違っても、子育てに対する悩みは必ず誰しもが持っています。
それを共有するだけでも肩の力が抜けます。
ツイッターに呟くだけでも違うと思いますよ。
誰かが拾って誰かが答えてくれるかもしれない。
それだけでも救われる時ってありますよね。
悩みは一人で抱え込まないようにしましょうね。
2.出来ないことは出来ないといって良い
先ほどから何度も言っているように、出来ないのが当たり前です。
私の義理姉は10年間も保育士をしていたのにも関わらず、自分の子供はやっぱり違うわ〜と悪戦苦闘していました。
そんなベテランでさえ苦労する育児が、ど素人に完璧にこなせる訳が無い。
出来ない、が当たり前なのです。
だから、出来なければ出来ないと言って助けてもらえる人を探しましょう。
私はそれが、保育園の支援センターでした。
保育園に入れない子どもを保育園の中の指定された1部屋で遊ばせてOK、というものなのですが
私が沖縄で作った最初の友達は、その支援センターがきっかけでした。
最初は意地を張っていましたが徐々に出来ないことを話すようになり、助け合うコミュニティが出来上がってきました。
出来ないのが当たり前なので、みんな出来ていないんだ、と気がつき安心したものです。
3.子育て交流コミュニティなどに行ってみる
先述した通りですね。
子育て交流コミュニティに参加することで仲間を見つけることができます。
都会の様子を見ると、ここでさえ見栄や虚栄を張っているようですが
そんなのは相手にしないで良いです。
自分が居心地が良いと思える場所を色々と行って探してみましょう。
初めての育児の手抜きポイント
- 無理して母乳だけとか考えなくて良い
- しっかりした睡眠を取りたければ日中太陽を浴びてたくさん体を動かす
- 泣いてても多少放っておいて大丈夫
- 離乳食は『茹でる』『蒸す』で良し!
1.無理して母乳だけとか考えなくて良い
私が一人目を産んだ産院は母乳命で、母乳以外はダメ!というスパルタでした。
確かに母乳は良い。
けど、体壊してまで頑張るもの?
私はそうは思いません。
一人目は必死で母乳だけで育てましたが、多分足りてなかったのだと思います。
いつまでもおっぱいから離れない赤ちゃんとなり、多分私は産後うつになりました。
そこまでして頑張るものでしょうか。違いますよね。
足りないかな、と思ったらミルクを足せば良いのです。
粉ミルクでお勧めが『アイクレオ』です。
メーカーサイトは良いことばかり書いているので比較対象には出来ませんが、
私の子供達が通う保育園はさくらさくらんぼ保育、という特殊な保育を実践している保育園で
添加物一切NGを徹底させられているのですが、そこでも唯一これなら、と言われているものがこの『アイクレオ』なのです。
他に比べて多少高いですが、母乳の代わりにあげるものだから、ここは奮発したい、という思いでこちらを選んでいました。
2.しっかりした睡眠を取りたければ日中太陽を浴びてたくさん体を動かす
夜、赤ちゃんに寝てもらって自分も寝たいですよね。
1時間ごとに起きるとか、もう勘弁してください!と叫びたくなりますね。
なぜ夜に寝ないか、それは単純にリズムが出来ていないからです。
なので、そのリズムを作ってあげればいいのです。
と言っても簡単にすぐにできるものではありません。
コツコツと継続することが大切です。
午前中から遊びに出て、午前睡をさせ、起こしてまた遊び、ご飯を食べまた寝て、起こして遊び、夜ご飯を食べ、シャワーして寝る
というリズムを頑張って作っておくと、後々非常に楽になります。
昼寝は小学生に入るまでした方がいいと言われているのですが、リズムが整っていないとなかなか出来ないもの。
ですが乳児期からこれをしていると、お昼ご飯を食べると眠くなっちゃうみたいです。
そしたら自分の時間が確保できる!
今ではなく、数年後楽するために、ここでリズムを作っておくと良いですよ。
3.泣いてても多少放っておいて大丈夫
泣いていても多少放っておいても大丈夫です。
赤ちゃんは泣くのが仕事です。
訴えたいことを聞いてあげればそれで良いのです。
泣いたからと言ってすぐに抱っこする必要はありません。(抱っこしてはダメとは言っていません)
ちょっと待っててねー、と言っても大丈夫ですよ。
ちょっと待たせてからでも、はいはいどうした?と聞けば赤ちゃんは嬉しいです。
赤ちゃんが泣くから自分のことが出来ない!ではなく、自分のことをしている間に赤ちゃんが呼んだら「ちょっと待っててね」で大丈夫。
4.離乳食は『茹でる』『蒸す』で良し!
(3歳児の弁当)
これ、結構間違えている人多いのですが離乳食は『茹でる』『蒸す』だけで良いのです。
凝ったものを作る必要はありません。
それぞれの野菜の味をしっかりと覚えさせることが大切な時期。
初めて口にするものが人参なのか大根なのかなんなのか分からないものが混じり合っているよりも
人参、大根、など単体で食べさせて、それぞれの野菜の味を覚えさせる方がいいと思いませんか?
かぼちゃは甘い、人参は甘い、大根は辛い、などなど少しずつ覚えていくのです。
そうして離乳食をあげていくと、作る方も楽ですし子供達も野菜嫌いにはなりません。
これについてはまた詳しく記事にしたいと思いますが、育児本に書かれているような凝った料理は一切必要ありません。
できれば昆布出汁で茹でたものや、セイロで蒸したもの。ただそれだけで良いのです。
初めての育児が辛いについて/まとめ
まとめ
- 初めての子育てが辛いのは当たり前
- 私たちは育児のど素人
- 乳児は動物はまだ動物
- 一人で悩まない
- 出来ないことは出来ないといって良い
- 子育て交流コミュニティなどに行ってみる
- 無理して母乳だけとか考えなくて良い
- しっかりした睡眠を取りたければ日中太陽を浴びてたくさん体を動かす
- 泣いてても多少放っておいて大丈夫
- 離乳食は『茹でる』『蒸す』で良し!
参考になりましたでしょうか。
以上はあくまで私の実体験に基づいた話です。
参考程度にご自分に書き換えてみてくださいね。
ママの笑顔がたくさん広がりますように。