限られた予算で沖縄に旅行する場合、ホテルの宿泊費のほかに様々な予算を加算して計画しなければなりません。今回は、宿泊費以外にどのようなお金がかかってくるのか、説明します。旅行計画前にチェック必須です。
沖縄旅行の予算組みについて
沖縄旅行の場合、ホテルの宿泊代だけではなく、以下の予算を加算する必要があります。
- 沖縄への飛行機代
- レンタカー代
- 駐車場代
- 滞在中の飲食代
それぞれについて説明するので、ここでは、それぞれの予算感をおさえておきましょう。
沖縄への飛行機代
沖縄への飛行機代は、出発する場所によりさまざまです。また、直行便が飛んでいないこともあるため、東京は大阪などを経由しなければならない場合もあります。例えば成田発であれば、Peachを使用した場合、1人片道7,000円以下のこともあります。しかし、成田までの移動が遠い場合、成田までの交通費が異常にかかり、トータル費用にそこまで差が出ない可能性もあります。
そこでおすすめなのが、チケット+宿泊代のパッケージを利用することです。各航空会社は、宿泊付きのパッケージ料金と、航空券だけの料金と分けて旅行会社に卸していることが多いです。そのため、旅行会社はパッケージ旅行を安く提供できるようになっています。
LCCの場合はパッケージ旅行がないので、記念日などの特別な旅行時は、主要航空会社を使ったパックツアーを手配するのがおすすめです。
レンタカー代
沖縄で観光も予定するのであれば、レンタカーはあった方が自由に移動できるのでよいです。ただし、国際通り周辺に宿泊し、モノレール移動が中心予定の場合は不要です。レンタカーが必要になれば、近くのレンタカー会社で1日だけ借ればOK。
ただし、年末年始や夏のピーク時はレンタカーの手配ができないので、注意が必要です。なるべく繁忙期は避けて、その時の気分で手配できるような日程で予定を組みましょう。
パッケージ旅行の場合、飛行機とホテルとレンタカーがセットになっている場合も多いので、レンタカーを滞在中ずっと手配する場合は、パック旅行がよいでしょう。
パッケージ内にレンタカーが入っていない場合は、自分で事前手配が必要になります。その際、空港からモノレールで移動できる場所にあるレンタカー会社に予約がおすすめ。通常、空港に到着してからレンタカー会社の送迎車に乗り、事務所に移動して契約を完了し、やっとレンタカーを配車されるので、自分でレンタカー会社に移動できれば待機時間のロスが省けますよ。
駐車場代やガソリン代
沖縄の観光地は、ほとんどが駐車場が無料です。しかし、国際通り周辺のホテルや、一部のホテルでは駐車場代を別で取られるケースがあります。1日500円〜2,000円程度ですが、念頭に入れておきましょう。
ガソリン代は、移動距離にもよりますが3日で3,000円〜6,000円程度でしょう。
滞在中の飲食代
滞在中の飲食代も加算していかなければなりません。沖縄そばや沖縄定食は700〜1,000円程度、沖縄居酒屋は1人2,000円程度ですが、ホテルのランチやディナーは都会の料金と同程度です。ランチで1人2,000円以上、ディナーで1人4,000円以上かかりますので、いつのタイミングでホテルのレストランを利用するかも、あらかじめ計算しておくとよいでしょう。
沖縄旅行のホテル選びのコツ
限られた予算のなかで、ベストなホテルを選ぶためのコツを3つお伝えします。
- ホテルに出せる予算を出す
- どうしても外せない場所(こと)を決める
- 妥協してもいい場所(こと)を決める
滞在中に予算を気にしてしまうと、楽しさも半減してしまいます。思い切り楽しんで、かつ予算内に抑えるためには、事前の計算が必要です。ひとつひとつ説明していきますので、参考にしてください。
①ホテルに出せる予算を出す
全体の予算を決めたあとに、飛行機代・滞在費・レンタカー代を引いて、残った金額を滞在日数で割って、ホテルに出せる予算を計算しましょう。いくら以上は絶対にNGなのか、いくらならオーバーしていいのかなどを考えながら、1泊あたりの宿泊費を出してから、それに見合うホテルを探しましょう。
ホテルによっては、ボトムの部屋は予算内だけど、グレードが上がると予算が合わない場合もあるでしょう。高級ホテルは、外観やエントランスが豪華で到着時はワクワクするというメリットがありますが、ボトムの部屋がとても狭かったり、バストイレが一緒のユニットバスだったりとデメリットがあります。
記念日は少しだけいつもと違うホテルを求めるものではないでしょうか。いいホテルのなかの一番安い部屋を手配するよりも、高級ホテルではないけど、いい部屋に泊まった方が広く、快適に過ごせるケースはあります。
なので、高級ホテルにかたよらなくて大丈夫です。
②どうしても外せない場所(こと)を決める
旅行においてどうしても外せない場所や、外せないことをしっかりと決めておきましょう。例えばこのようなことです。
- バストイレ別
- レンタカーなしでアクセス可能なホテル
- オーシャンビュー
- プール
- 高級感 などなど
絶対に外せないことを把握しておけば、ホテル選びの際に消去法で絞れるようになりますよ。
③妥協してもいい場所(こと)を決める
あってほしいけど、最悪なくてもOKなことも決めておきましょう。例えば、プライベートビーチはない場合は、海まで徒歩でいければOK、オーシャンビューではないけど、ホテル全体が南国の雰囲気だからOK、ホテルにいいレストランはないけど、近くにあるからOKなどと、妥協できる点も事前に把握しておくと、ホテル選びの参考になります。
沖縄の低予算で泊まれるホテルについて、20個ピックアップした記事があるので、あわせて参考にしてください。
沖縄は飛行機代と宿泊費、レンタカー代とガソリン代、滞在費をまるっと予算に入れて調整しなければなりません。ホテル選びは背伸びしたいところですが、たくさんのホテルのなかで、必ず数個は予算に見合ったホテルが見つかります。あまりジャンルにとらわれることなく、予算におさまるホテルを探して、滞在費に余裕を持たすことが旅行をより楽しくするコツです。手が出せないホテルは次回の目標にしたら、次の旅行も楽しみにできるかも?!