旅行を計画する際、闇雲に有名なホテルを検索している方、多いと思います。
けどもっと自分らしく過ごせるプランを知りたい!と思いませんか?
かつて旅行会社で海外旅行のプランニングをし、オリジナルプランを提供していた私が、旅行先で自分プランに最適なホテルの選び方のコツをご紹介します。
ぜひ参考にして、沖縄旅行をより楽しい思い出にしてくださいね。
こんな方におすすめ
- 沖縄旅行を検討中の方
- 自分で色々と考え選びたい方
- 沖縄旅行に行きたいけど、何を選べばいいのかさっぱり分からない方
最適な沖縄のホテルの選び方①:滞在目的を考える
まず一番に考えるのが、『滞在の目的』です。
ゆっくりが目的なのか、アクティブが目的なのか、観光が目的なのか、食事が目的なのか、行く場所が決まっているのか、など目的は様々。
その目的にあったホテルを選ぶことが、旅行プランにおいてとっても大切になります。
まずは『滞在の目的』を考えてみましょう。
滞在の目的の例
- パートナー、友達、家族とゆっくり過ごしたい
- ホテル以外の海に行きたい
- 海はホテルのビーチで十分で、色々観光したい
- シュノーケルツアー、ダイビングツアーなど、海のアクティビティに参加したい
- パワースポットに行きたい
- 夜は沖縄料理屋で飲みたい
- 行く場所が決まっている
最適な沖縄のホテルの選び方②:優先順位を決める
滞在の目的が決まったら、その中で優先順位を決めましょう。
必ず決行したいこと、できれば決行したいこと、次回でもいいかなということ、と、外せないものと出来なくても諦めがつくものとに分けて、順番をつけましょう。
1回だけシュノーケリングツアーに参加する、あとはなるようになるでOK!という方、起きた瞬間から非日常を味わいたいからホテル選びは必須、あちこち観光に行きたい、などという方々では、選ぶホテルも変わってきます。
絶対に外せないことをまずは考えてみましょう。
最適な沖縄のホテルの選び方③:ホテルをピックアップする
滞在目的を考え優先順位を決めたら、次は拠点となるホテルをいくつかピックアップしましょう。
ゆっくり過ごしたいが第一優先の場合
ホテルのサービスが充実している、いわゆる『良いホテル』がおすすめです。
県内に『良いホテル』が点在していますが、そこで考えたいのが、自然がありかなしか。
高級感のあるホテルでゆっくり過ごしたい場合は、那覇市内のホテル、北谷町のホテルがおすすめです。
例えばこういったホテル。
沖縄の亜熱帯の自然をダイレクトに感じられるホテルでゆっくり過ごしたい場合は、南部や北部がおすすめです。
例えばこういったホテル。
ホテル以外の海に行くのが目的の場合
ホテルにビーチがあるかどうかはそこまで重視しておらず、天然ビーチで遊びたい!という方は、ホテルは北部エリアがおすすめです。
北部の海は中南部の海とまた違う雰囲気があり、同じ沖縄県民でも感動する綺麗さです。
特に瀬底島の瀬底ビーチや恩納村のミッションビーチ、フェリーで20分くらいで行ける水納島や日帰り可能な伊江島など、美しいビーチがたくさんあります。
特に水納島や伊江島などの離島は格別!
日帰り可能なので、フェリー乗り場までアクセスの良い北部エリアがおすすめです。
例えばこういったホテル。
海はホテルのビーチで十分で、色々観光したい場合
色々観光したい方は、名護市、又は那覇市がおすすめです。
那覇空港から沖縄自動車道で一気に辿り着ける名護市に滞在すれば、さらに北の美ら海水族館や古宇利島、国立公園にも行け、逆に南部観光したい時はさっと高速に乗り南下できる、便利エリアです。
また那覇市内に滞在であれば、逆のパターンが可能となります。
高速へのアクセスが楽な、名護市や那覇市がおすすめです。
海のアクティビティに参加したい場合
海のアクティビティに参加したい場合、どんなアクティビティかにより滞在エリアを検討しましょう。
例えばダイビングで有名なスポットは読谷村や恩納村にあり、カヤックやSUP、シュノーケルがおすすめなのは今帰仁村や伊江島周辺、国頭村などさらに北のエリアになります。
朝一からスタートする北部でのアクティビティに那覇から参加する、又はその逆というのは移動時間のロスにもなるので、読谷村や恩納村、名護市あたりのエリアに拠点を置くのがおすすめです。
パワースポットに行きたい場合
パワースポットで一番有名な場所は、南部にある『斎場御嶽』です。
その他パワースポットが点在していますが、個人的におすすめなのが村全体がパワースポットな雰囲気を放つ『今帰仁村』です。
『斎場御嶽』は高速から割とアクセスが良いので、1日確保できればどのエリアからでもアクセス可能です。
10時出発16時ホテル帰着、といったイメージで、北部からも行けますよ。
『今帰仁村』に行ってみたい、という方は、今帰仁村に滞在し、村全体がパワースポットである事をヒシヒシと感じるのがおすすめです。
今帰仁村には世界遺産である今帰仁城跡もあり、『ユタ』と呼ばれる人たちが神パワーをもらいに訪れる場所です。
村の人たちはかつてからの教えを大切に、神やご年配の方々、子供たちをとても大切にしています。
美しい天然ビーチに囲まれた今帰仁村は、パワーをもらいたい方にとってもおすすめです。
夜は沖縄料理屋で飲みたい場合
ホテルによっては飲食店のある市街地から離れた場所に在り、飲んだあとのタクシーや代行がつかまるか心配も出てきます。
特に地元の人も行くようなお店は住民が多く住んでいるエリアにあるため、大型ホテルからは少し離れています。
地元の人がいく料理屋で飲みたい!という方は、市内のホテルがおすすめです。
特に那覇市、北谷町、読谷村、名護市は美味しいお店が多く、沖縄そばに沖縄料理、アグーの焼き肉やしゃぶしゃぶなど、多様に楽しめるのでおすすめです。
行く場所が決まっている場合
行く場所が決まっている場合は、そこまでのアクセスの良い場所、又は高速へのアクセスが良い場所がおすすめです。
この場合は空いた時間に何をしたいのかを考えて、優先順位を決めてくださいね。
最適な沖縄のホテルの選び方④:予算内のホテルから選ぶ
そして最後は、ピックアップした中で予算内のホテルを選びましょう。
ちょっと無理してでもこのホテルに泊まりたい!というホテルがあればそれでOK。
しかし旅行をより楽しいものにする場合、旅行先で気持ちよくお金を使うことがポイントとなります。
せっかく良いホテルに泊まったのにホテルのレストランを一度も利用しない、ホテルのサービスを何も利用しない、などはとっても勿体無いのです。
良いホテルに泊まるのであれば、そこで使うお金も余裕を持って計算しておくことがおすすめです。
難しそうであれば、少し安めのホテルに滞在し、外で思い切り使う方がより滞在を楽しめます。
旅行費=航空券+ホテル代ではなく、旅行費=航空券+ホテル代+現地で使うお金、と全体で予算を組みましょう。
無駄なく自分プランに最適な沖縄のホテルの選び方/まとめ
今回は、元旅行プランナーで沖縄移住11年目の私だからこそ、『旅行会社としてお客様の相談に乗ったら』という視点でご紹介させてもらいました。
まず大事なのが滞在目的とその優先順位を考えることです。
そして予算は、旅行費=航空券+ホテル代+現地で使うお金、と全体で見ること。
これらを念頭に、自分プランを考えてみてくださいね。
是非参考にしてくださいね♪
沖縄旅行、楽しんでください♪