ハイタイ!
東京から沖縄に移住して8年目、シンママフリーランスのRIKA(@rikaokda)です。
噂の本『離婚してもいいですか?』をkindleで購入し拝読しました。
離婚当時のことは思い出したくもないものなので気持ちがざわつきましたが、
私も同じように悩んで苦しんでいる人に何か残さないといけないな、と思って今回書くことにしました。
離婚は結婚するときよりも勇気がいるし、面倒で精神面がやられるもの。
ですが時が経てばその時の気持ちをすっかり手放すことができます。
大丈夫。どんなことがあっても時間が解決してくれます。
そのためにも事前に色々な人の話を聞いておきましょう。
離婚した理由やその後の生活スタイルは千差万別です。
一人の体験談を聞いて(私には無理だな)と思っても、別の人の体験談を聞いて(羨ましい)と思うことも。
少数の話に偏るのではなく、一人でも多くの人の話を聞いてみることが大事です!
こんな方におすすめ
- 離婚という2文字がちらつき始めた方
- 離婚を決意した方
あくまで私の一例と個人的な意見だという事を踏まえて読み進めてくださいね。
『離婚』という2文字が頭をちらつき始めた方へ
結婚していて『離婚』を考えたことが一度もない夫婦って存在するのでしょうか。
それは大袈裟としても結婚している(またはしていた)夫婦のうち、2/3は離婚について考えたことがあるようです。
(いろいろな調査をみていると6〜7割が離婚について考えたことがある、と結論づけています)
私の周りでも(特に女性)、一度は必ず通る道と言っても過言ではありません。
そのくらい『離婚』は紙一重の存在。
それもそのはず、所詮赤の他人同士です。
よっぽど心友か、お互いが努力しているかではない限り続けていくのは困難です。
あなたは今『離婚』という2文字が頭をちらつき始めたようですが、その理由はなんですか?
- 夫の浮気?
- 他に好きな人が出来た?
- 夫に対するストレス?
- 夫に対する不満?
- 金銭問題?
- 暴力?
- あなた自身の問題?
きっかけは様々あると思います。
ここで大事なのは今の夫と努力して関係を続けていく意味(価値)があるのかどうか、です。
(それは旦那さんにとっても同じです。旦那さんがあなたにその価値がないと思ったら旦那さんの方から離れていくでしょう。)
夫婦は結婚したから夫婦になるのではないよ
夫婦というのは結婚したからといって直ぐになれるものではありません。
結婚というのは他人同士が一緒に同じ目標(5年ご10年後20年後...の未来)を見て、
そこに向かってお互い協力しあって進む関係を意味していると私は思っています。
したがって、お互いが協力し合わなければ夫婦崩壊だと考えます。
むしろ足を引っ張り合うようではダメ。
同じ目標に向かっているのにお互いが足を引っ張りあってたらどうしようもないですよね。
そういう協力を重ね、何年も時を経て『夫婦』という形になっていくのです。
なので、同じ未来を見れなくなったり協力し合うことが出来なくなったらその時点で一度会議を開く必要があります。
今後どうするのかをしっかりと話し合い、お互いを尊重し、軌道修正するのか離れるのかをお互いが納得の上で決めることが出来ればベストですよね。
(ですが現実は泥沼化することがほとんどですが)
『離婚』という2文字がちらつき始めたらまず考えたいこと
今の段階ではまだ『離婚』に突っ走るべきではなく、いつ離婚してもいいように準備をしておく段階です。
あ!書きながら思ったのですが、これって「社会人もいつでもフリーランスになれる準備をしておくという」という話と同じじゃないですか!
この本にはこれからフリーランスになる人に向けてこれをした方がいいよ、あれはダメだよ、的な事が書かれているのですが
フリーランスになりたい人だけではなく、会社員として働いている人にとっても知っていて損はない内容となっています。
会社に依存しない生き方がフリーランスだとしたら、夫に依存しない生き方がシングルマザー。
共通項は多いので、ぜひ参考までに目を通しみてください。
社会においても夫婦関係においても、そこに依存してはいけないのです。
そういう時代なのです。
なので、夫に依存する生き方ではなく、いついなくなっても大丈夫なように準備しておくことが全ての人にとって大切なのです。
(旦那さんだっていつ体調を崩して働けなくなるか分かりませんよ〜)
そのために何が必要なのか、まずはそのことについて集中的に考えましょう。
独り立ちする時に必要なもの(シングルマザーの場合)
多くの人が言われているように、以下の項目が必須となります。
- 仕事
- 貯金(最低でも100万円以上は確保したい)
まずはこの二つです。
逆に言えば、この二つさえあればあとはどうにかなります。
仕事が忙しくて子供に寂しい思いをさせたくない、と考えるのであれば在宅で出来る仕事を探し
忙しくてもお金で心配かけさせたくないというのであれば、ガツガツ働いて
どちらでも子供に悪影響を及ぼすことはありません。
とにかくまずは子供たちと自分の衣食住を確保できるくらい稼げる仕事を確保すること!
あとはなんとかなります。
『離婚』を決意した方へ(シングルマザーの場合)
この時点でもう揺らぐ気持ちはなくなっていますか?
揺らいだり後悔しそうであれば戻った方がいいです。
『離婚』に踏み切ることは相当な覚悟が必要です。
本当に覚悟を決めた時には、もう何を言われても揺らぐことはありません。
そのくらいの覚悟を持って『離婚』を決意したのであれば、もう大丈夫。
最初は大変な思いをするけど、いつか絶対に良かったと思える時がきます。
迷いがあるなら戻って、ないなら進みましょう!
『離婚』を決意したらまずすべきこと(シングルマザーの場合)
『離婚』に向けて準備することは非常にたくさんあります。
中でも一番大切なのは、本人同士で話をしない、ということです。
後々の関係にも響くので、出来るだけこの件に関しては第三者(つまり調停)を通した方がいいです。
本人同士が話すと、衝突することが多くなり、それだけ相手に対する憎悪も増えてしまいます。
憎悪が増えると、子供と元夫が一緒にいるのさえ嫌になってしまったり
家の中で元夫の話が出るのさえ嫌になってしまい、後々面倒な感情になってしまいます。
なので、出来るだけ離婚を決めたら黙秘を意識しましょう。
何か聞かれても『調停で』とだけ。もう決めたことなので、これ以上喧嘩しない方が良いです!
『離婚』に向けた準備
そのほかの具体的な準備については専門家の方が詳しいと思うのでこちらの本を参考にしてみてください。
Amazonの評価が非常に高いです。
参考レビュー
- 基本的なことから詳しいことまで書かれているので、参考になります。
- とてもとても役立ちました。
これが無かったら、元主人は弁護士さんに相談に行ってしまう所でした。
大ごとにならずに済んでありがたいです。 - やらなくてはいけないことの優先順位や、整理しておかなくてはならないことが誰でもわかりやすく書いてあった。
- とてもわかりやすいし、参考になりました。最後の方に書類の書き方の見本があって助かりました。
不思議なのが、離婚は一旦自分だけが籍を抜き、その後に子供を自分の戸籍に呼び寄せなければならないのです。
一緒に抜かせてくれないんですよね。
そこにまだ男尊女卑なところが残っていますよね。
私が実際したことは以下です。
- 引越し先住居探し
- 市役所へ相談(離婚したらどんな手続きが必要で、どんな補助があるのかも詳しく聞いた)
- 自分や子供たちの保険関係の受取人変更
- 車の名義変更
- 実印作成
離婚届を出した後にしたこと
- 銀行などの変更
- 子供たちの戸籍移動
- 調停で養育費についての話し合い
これらの手続きを行っている1ヶ月は仕事なんて出来ないくらい大忙し。
なので離婚前後1ヶ月は休みを取れるくらいの余裕があるとベストです!
また、この期間精神面で非常にやられるので(特に調停はキツイ!!!!)、5kgほど体重が落ちてしまうかもしれません。
ですが必ずまた日の目を見るタイミングがあるので、根気強く気持ちをしっかり維持して頑張りましょう。
『離婚』後に元夫と関係を良好にする理由
『離婚』した当時はお互いメラメラと憎しみが燃え上がっているかと思いますが、だからと言って関係を無しにするのはあまりお勧めできません。
なぜなら、良好にした方がメリットが多いからです。
以下は我が家での実体験です。
まだまだたくさんありますがひとまず、、、とにかく、「なんでパパ一緒じゃ無いの???寂しい」と実感し出すのが別居して数ヶ月ごろからなのです。
その時に憎悪が残ったままだと『なんであんなやつのことなんて思い出すの!』と子供に対してイラついてしまうはず。
必ずこの時期はやってくるので、であればなるべく自分が穏やかに過ごせる方法、
『別に私たちは夫婦関係を終わらせたけど、子供たちの父親であることは否定しないわ』
という態度と認識を保っていおくと自分が楽ですよ。
そういった意味でも、先述した通り直接対決ではなく調停で第三者を挟むことが大切なのです。
『離婚』後に元夫と関係を良好にする方法
私はこのような意識をして、元夫とは関係を良好に保っています。
離婚しても元夫と関係が良好な理由
以下のことを実行したよ🤗
①許す許さないの思考を捨てる
②父親であることを認める
③パパの話をタブーにしない
④私の口からもパパの話を出す
⑤会いたいと言ったら連絡してみようかと言う
⑥行事には必ず声をかけ、保護者として参加してもらう
⑦宿泊面会させる— 梨花 | 沖縄ブログ | 農業は楽しい!に目覚めた人 (@rikaokada) September 26, 2020
これらのお陰で、月に一度子供から解放される時間が持て、
習い事の発表会には並んで座り、
子供たちの保証人が足りない時にはなってもらい、
子供たちにはなんとか寂しい思いをさせないように出来ているのではないかなと思っています。
一番大切なのが、子供が父親と思っている限り、それを否定しないこと、ではないかなと思います。
(子供が会いたがらないならその必要はないと思います。)
まとめ
離婚は本当に本当に本当にしんどい作業です。
関係が修復できるならした方がいいし、無闇に足を突っ込むことでもありません。
ですが何個もの困難を超えてでも離婚したいんだ!という強い意志を持っているのであれば
必ずそのさきに幸せが待っています。
今の状況が苦しく、どうしようもないのであれば、まずは第一歩、色々な人の話を聞いてみてください。
離婚の本を読んだり、どんな準備ができるのかを考えたり、まずはそこから。
そして今離婚した直後で苦しんでいる方は、いつか必ず過去になる時が来るから、大丈夫です。
人生捨てたものではありません。
幸せについて真剣に考え、5年後10年後、20年後、そのさきの未来を楽しく想像できる道を進められると良いですよね。
悩みは誰でもあるもの。それが私たちの場合、わかりやすい『離婚』というだけです。
日本の社会では離婚の手続きがややこしくなっていますが、言ってみればただの紙切れ1枚の話です。
あとは自分自身の気の持ちようです。
まずは今の段階でやるべきことをしっかり整理して、そして将来自分がどうしていたいのかをしっかりと考えましょう。
いつその時が来ても大丈夫なように準備して。
あとはそのタイミングが来るのを待つのみ。
楽しい未来を見つけられるよう、祈っています。
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